• 場所飛騨市古川町金森町
    施工期間2018年3月 〜 2019年4月
    デザインワタナベ建築
    施工ワタナベ建築、Guesthouse Yamanami
    Websitewww.facebook.com

    施主自らも手を動かし、少しずつつくっているゲストハウスのエントランスを、ワタナベ建築で施工しました。

     

    飛騨地域から出た多くの古材で、様々な樹種を使った、パッチワークの壁。

    クレ板を重ねた軒下は、古民家の屋根葺き替えのときに出たものを使用しています。

    表に出て目立ってしまうガスボンベは、トタンで目隠しし、アイアンの取っ手も、元々この地域で使われていた古物です。

     

    尾道から移住したというオーナーは、飛騨古川でお好み焼き屋さんを営みつつ、

    この場所を「飛騨と尾道をつなぐ場所」にしたいと話します。

     

    すでに経年変化を感じられる古材のエントランスは、

    飛騨古川の風格ある町並みに、ゆっくりと馴染んでいくことでしょう。

  • 場所高山市国府町
    施工期間2017年9月 〜 2018年3月
    デザインワタナベ建築
    施工ワタナベ建築、白栗不動産、山平建築
    Websitewww.hakuguri.jp

    飛騨市河合町から移築した、大正時代の板倉。

    あたらしい土地で、宿として再び息吹をあげました。

    板倉の雰囲気を残しつつも、内装は藍色の塗り壁を中心に、大胆な色使いを施しています。

    全ての古材は、うづくり仕上げ。細かな部分にこそ、職人の業を感じられる空間です。

    古時計のガラスがはめ込まれた、1階の建具を開けると、古材をタイル貼りしたキッチン。シャワールームとトイレも設置し、2人で滞在するには、十分な広さを確保しました。

    2階へのアプローチには、シンボルとなる朽ちかけた栗の柱を立て、さまざまな樹種が混ざり合う階段を登ると、和でも洋でもないベッドルームが現れます。

    採光には、もともとあった鉄格子を活かした窓と、重なる山々と美しい田園の景色を楽しめる、水平に取った窓を配置。自然光が差し込む、気持ちの良いベッドルームになりました。

    必要なものは、そんなに多くはないことに気づかさせる、小さな空間。

    これからは、世界中から訪れる旅人とともに、再びゆっくりと歴史を刻んでいくことでしょう。

  • 場所岐阜県飛騨市古川町
    施工期間2017年3月 〜 2017年4月
    デザインワタナベ建築
    施工ワタナベ建築

    かつて古川中野区にあった〈大村公民館〉。

    築80年の公民館の建て替えのときにレスキューした、古い建具や古材を再利用した窓です。気密性を考慮し、いくつかの窓は、古材と古いガラスを使った固定窓、ふたつの窓は開閉できるように施工しました。

    回転窓の仕掛けは、施主がスリランカを旅しているときに見つけたテクニックを取り入れ、1枚の建具を省スペースで全開にできる仕掛け。何もなくても、つい開けたくなる窓です。

    大村公民館の入口横にあった栗の柱や、2階にあった建具、ゆらぎの美しいガラスも、今ではなかなか手に入れることができないもの。

    公民館はなくなってしまったけれど、いくつかのパーツは、こうしてあたらしい形に生まれ変わりました。

    やわらかな光を通す、美しい窓です。

  • 場所岐阜県飛騨市古川町
    施工期間2017年10月 〜 2017年12月
    デザインワタナベ建築
    施工ワタナベ建築

    もともと座敷だった部屋を、趣味の部屋としてリノベーションしました。

    自転車やスノーボードが趣味だというオーナーが快適に過ごせるよう、土間はタイル仕上げ。

    薪ストーブを置いて、冬でも暖かな空間になりました。

    フルオープンになる三本引き戸には、無双窓をつけて通気性を確保。また、天井裏や壁を断熱しつつも、できるだけ元の風合いを残しています。

    畳下の床材(松)は、荒々しい表情の腰壁に姿を変え、随所に磨かれた古材が使われています。

    なかでも、印象的なのは床の間のデザイン。天井まで届く壁一面に、細かな廃材のパッチワークを施しています。

    使われている材は、杉、松、栗など多種に及び、囲炉裏の部屋で使われて燻されたもの、納屋の外壁に使われていたものなど様々です。

    これから、趣味の部屋としてエイジングを重ねていくことで、より魅力の詰まった空間になるでしょう。

  • 場所岐阜県高山市国府町
    施工期間2017年4月 〜 2017年5月
    デザインワタナベ建築
    施工ワタナベ建築、やわい屋
    Websiteyawaiya.amebaownd.com

    古民家を移築し、民藝店を営んでいる〈やわい屋〉の2階を改修。2017年の春に、古本を扱う〈やわいや書店〉としてオープンしました。

    全てが地域の古材、廃材でつくられていて、古いものに再び生命を吹き込まれたような空間になっています。

    もともとあった大きな吹き抜けに、通し貫を足して意匠性を高め、無双窓や取り外しのできる開口部を設けて、自然を感じられるつくりとしました。

    アイコンともなる本棚は、近くの公民館の階段を再利用したもの。そして、壁の一部には、クレ葺きと呼ばれる屋根の材料を再利用しています。

    これからは、うつわと古本のお店として、より多くの人が集まる空間となるはずです。

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